The double

cotteの脳内日記

信じられる人

小学校にあがってから

何度目か

 

きちんと数えていないのでわからないが

何度目かの

 

「明日、学校行きたくないから休む」とある夜

むすめが言ってきた

 

明るかった

元気だった

夕飯もいつもどおり

ご飯は2杯食べた

 

「そっか。わかった。」

 

息子がそんな妹を

興味深く眺めている

 

「学校にはなんて伝える?」

 

「今、わたしが言ったように、言ってくれていい」

 

初めてだった

 

今までは

「お腹が痛いと言って」

「ちょっと元気がないと言っておいて」

なにかしら体調に絡めてきた

 

それでも

「ずるい」「さぼり」とは言わなかった

というかそんなことは言う資格もない

 

ほんとうのことは自分さえもわからないこともある

それを親だから

大人だから

ただそれだけで

判定はできなかった

 

言われたことを

信じるしかない

 

けれど今回は違った

「嫌なことは嫌」

「行きたくないものは、行きたくない」

はっきり伝えていいと

初めて言った

 

新しい学年

新しいクラス

新しい先生

 

4月に入りしばらくしてから娘が言った

「こんどの先生ね、ママに似ているんだよ」

「頭ごなしに怒らない先生なんだよ」

「新しい先生、はじめは不安だったけど、好き」

 

彼女は、この先生になら

本当のことを言っても

いいんじゃないかと思ったのだろう

 

信じているんだな

そんな人にまた出会えてよかったなと

すこし安心した

 

彼女が信じている人

わたしも信じてみよう

 

翌朝、わたしは素直に、率直に

彼女が言った言葉をそのまま伝えた

 

彼女が信じている人は

わたしがはなすこと、

わたしを信じようとしてくれるのが

強く伝わってきた

とわたしはわたし自身感じてる

 

信じる人

信じたい人

信じられる人

 

出会いの中で人は成長する

 

娘がこれから

まだまだわたしが経験したことのないような

学生生活を送るのを目の当たりにするたびに

彼女もわたしも

強く、たくましく、しなやかになると

信じている

 

明日はどうするのだろうか

明日は明日の風が吹く

である