The double

cotteの脳内日記

ことこと煮込む時間

本日午前いっぱいで仕事納めとした

午後から小豆や黒豆、豚肉の塊をことこと煮始める

 

ことこと煮ながら

編み物でもできればまたいいのだろうけれど

編み物はしない できない

 

なにかゆったりとした映画でも観ようと

「リトルフォレスト・冬春編」を選んだ

 

橋本愛主演

東北のとある村で自給自足に近い生活をする

女の子の四季を通しての物語だ

 

私自身は田舎暮らしはしたことがない

それでもその折々の野菜や果物を

収穫している光景をみていると

懐かしい気持ちになる

 

実際は小さな虫や蛙に奇声をあげてしまうし

今の生活のようにぼーっとしている暇なんてないのは

わかっていても

この映画のような生活も

選択肢のひとつなのだと

主人公を自分に置きかえて観てしまう

 

自分の尺度でだれど

やはり衣食住を丁寧にして過ごすことは

豊かさに繋がる

 

あくまでも自分の尺度だ

 

人と比べない

情報に左右されない

 

ゆっくりと自分の中にそういうものが育まれてから

この年の瀬の年始の食卓の準備は

わたしにとっては特別で

とても楽しみで

豊かな時間のひとつとなった

 

土鍋から立ち上る湯気を時々確認しながら

ゆったりとした映像を流す

時には音楽を

時には読書を

 

ここから晦日までの日々のごはんは

漬物類と味噌汁

この質素さもなんだか新年を迎えるために

必要なつつましさで

特別に感じる

 

一年で一番忙しい月であることには間違いないが

豆や肉を煮込んでいる間の

 

このふと訪れるゆったりとした時間が

とてつもなく好きだ