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The double

cotteの脳内日記

富士山

冬になり

気温が下がり、乾燥してきたので

晴れた日はマンションのベランダから

身を乗り出すと、富士山がくっきりとみえる

 

トウキョウに住むまでは

みなとまちに住んでいて

小学校は高台にあったので、

やはり今のような季節は教室から

富士山を眺めることができた

 

富士山はなんとなく

いつも自分の生活の場の中にあるものだった

 

富士山が目に入ってくるというのは

おてんとうさまにみられているというのと

同義語のような感じもある

 

関東地方に住んでいてこんな感じなのだから

静岡や山梨に住む人々にとっては

もっと特別な存在なんだろう

富士山が見えない、望むことができない場所に

住むというのは考えられないという人もいるかもしれない

 

夫の実家の地域からは富士山は望めない

けれど、夫の実家といえば

麒麟山という山を思い出す

周りに高い建物がないので、

裾野までよくみえ、

大地に寝そべっているような山の形をみることができる

それほど高い山ではないのに、

周りのそんな環境から、

こちらに迫ってくるほどとても雄大にみえる

 

山というのは時々

山そのものの息遣いが聞こえてきそうな時がある

こちらを見ているのではないかと思う時がよくある

 

みな暮らしているそばに、

自分にとってのシンボルのような山を持っているんじゃないのだろうか

それはなんとなく

すごく大切なことのような気がする