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The double

cotteの脳内日記

書き言葉

中学1年の息子の作文を久しぶりに読んだ。

「学校便りに載ったよ」と興味なさそうにそのお便りを放り投げて

本人は登校してしまった。

 

内容は先月行われた学芸発表会のものだった。

 

夏の準備から本番までの彼の心模様が書いてあった。

季節の移り変わりとともに彼の心の中での変化が書いてあった。

 

「へぇ。こんな表現をするんだ」

「季節の変わりゆくことを日々感じているんだ」

「こんな漢字書けるんだ(笑)」

 

1人の人間の話し言葉と書き言葉は違う。

さらにいえば、表に出てこない頭の中で

誰に宛てているともいえない会話の言葉もまた違う。

 

こうして書く言葉を久しぶりに読み、彼の成長をみる。

少しだけ彼の心の中を知る。

 

しばしば子供に対してとやかく言いたくはなり、

ぐっと飲み込む日々ではあるが、

親の想像以上に子供は成長している。

 

親に普段見せている姿なんて、

子どものほんの一部にすぎないことを痛感させられる。

そしてそれがまっとうなことだと心底思う。

こどものすべてを知ろうと思ってもいけないし、

こどものすべてを知っていると驕ってもいけないのだ。

 

改めて、

「これからも人生の先輩ぶった態度をするまい、何も言うまい」

と心に誓った朝だった。